太極拳に学ぶ腕の使い方
2023/06/12
太極拳では、「一動全動」という言葉があります。
一か所を動かすのに体全体が連動して動くことを意味します。
これにより、指先にも体全体の力を集中できます。
また逆に力を受けても体全体で受け流し分散できます。
太極拳の腕は、以下のような使い方をします。
・基本は、体の前で使います。
・右半分は右腕、左半分は左腕で守ります。
真ん中は、手のヒラが一個分重複する範囲です。
・腕は、右腕と左腕が肩部を通して一本につながっている感覚で動かします。
・腕を広げる範囲は、背中の生理湾曲の延長までです。
両腕を広げて、樽を抱えるようなイメージです。
・肘は、手首と肩を結ぶ線より下に落とします。これを「沈肩墜肘」といいます。
これにより肩への負担が分散します。
上記の範囲で動かすことで、体幹と腕がつながるとともに、肘とかの部分だけでなく複数の関節を連動して動かすことになります。また、筋肉も働きやすい範囲となります。
これにより、腕にかかる負担が分散され、一つの関節に負担が集中せず痛めにくい使い方となります。腕の負担が減り、首コリ、肩こり、首痛、腕痛になりにくくなります。
草取りするとき、料理をするとき、荷物を運ぶとき、腕の使う範囲を意識して試してみてくださいね。
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横井整体院
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