白湯の効能
2023/05/25
昔から冷えは万病のもとと言われています。
冷えの主な原因は、血流の低下です。
私達は、生活習慣やストレスによって血流が悪くなり、身体が冷えがちです。
血流が悪いと全身に酸素や栄養素の運搬が滞り、代謝の低下につながります。
腸の動きが悪くなるので、消化や排せつのサイクルが乱れ、自律神経やホルモンのバランスも崩れます。
結果、血流がますます悪くなっていくわけです。
また、腸は、食物の消化吸収を行うとともに、食物と一緒に入ってくるウイルス、細菌、カビなど、私たちにとって有害となる物質や病原菌を排除し、身体を正常な状態に保つための大切な働きもしています。
このため、腸の動きが悪くなると、免疫力の低下にもつながります。
この冷え対策に白湯がお勧めです。
50°くらいに温めたお湯である白湯をコップ一杯、飲むことで、身体の内側から緩やかに温まり、体温が上がることで、血流がよくなり、腸もスムーズに活動できます。
白湯を飲むことで、内臓を休ませてあげたり、ゆっくりあたためて、働きをよくしたりすることができます。
白湯を飲むタイミングは、もっとも体温が低くなる朝と就寝前がおすすめです。
朝は、白湯を飲んで身体を温めることで、「これから食事が始まるよ」と腸にサインを送ることができます。
突然どかっと食事が運ばれるのと違い、胃腸が緩やかに動く準備をすることができます。
ベストな時間は、白湯を飲んで30分くらいしてお腹の準備ができてからの食事。
おなかがゆっくりと目覚めて活動しやすいんです。
また、就寝の1時間くらい前に白湯を摂るのもおすすめです。
真夜中は副交感神経が活発になり、腸も活発に働く時間です。
その腸は幸せホルモンの生成分泌にも関わっています。
冷え対策だけでなく、内臓のリラックスが脳もリラックスさせてくれる効果が期待できます。
温かな水分補給が大事ならば、日本茶やコーヒー、紅茶ではダメなの?という声をよく耳にします。
それぞれに含まれるカテキンやカフェイン、ポリフェノールなどの良さもありますが、他の成分が入っていると、内臓がそれらを代謝しようと働いてしまいます。
「胃腸に負担をかけない」という意味でも白湯に軍配が上がります。
冷えは万病のもと。その改善におすすめなのが白湯です。
朝一と就寝前にコップ一杯の白湯を飲む習慣で身体を元気にしませんか。
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横井整体院
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